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2012年2月10日 (金)

スキー担当アナコラム「ふるさとに競技を普及させたい~南国スキーヤーの挑戦」

ウインタースポーツ真っ盛り。
2月14日から岐阜で開かれる冬季国体には、南国鹿児島からも8人が出場します。
冬の競技にあまりなじみのない鹿児島ですが、ふるさとのスキー界を盛り上げたいと考えている若者がいます。
霧島市出身の入間川穂高さん。関西学院大3年生でスキー部所属。
今度の国体はスキーの華、大回転競技(ジャイアントスラローム)に出場します。
入間川さんは鹿児島第一高時代にスキーを始め、高校時代から全国に挑戦してきました。
高校時代は練習がままならないこともあり、技術はなかなか上達しませんでした。
しかし、大学に入ると雪国で育ったトップレベルの学生達と共にトレーニングすることが多くなり、そのレベルは格段に向上し、大会などでも成績を残せるようになりました。
シーズンオフには体づくりをし、11月から長野県を中心に年間70日ほど雪の上でトレーニング。
1月から3月は全国各地のレースを転戦します。
忙しい学業の合間をぬってのトレーニング。さらに遠征費用は基本的に自腹。
費用はアルバイトで稼いだお金をつぎ込んでいます。

春からは4年生。
新学年では大学のスキー部でキャプテンも任されることが決まっています。
順風満帆にも見える入間川さんですが、心の中を大きく占めるのは、ふるさと鹿児島のスキー界の未来のこと。
南国鹿児島には競技スキーの選手が少なく、活動もままならない状態。
県のスキー連盟も、全国で唯一全日本連盟への加盟金を払えず休会状態。
将来を担うジュニア世代の選手も減っています。
「危機的状況にある鹿児島のスキー界をなんとかしたい」というのが入間川さんの思い。
鹿児島のマスコミに自分の思いをつづったメールを送ったり、インターネットでも情報発信をしています。

鹿児島のスキーの灯を消さないように、まずは自分がいい成績を残したい。
「鹿児島でスキーを始め、関西の大学に在学しながらも、故郷の選手であることを誇りに持ち、全国の強豪選手にも負けない滑りをしたい」と語る入間川さん。
国体ではふるさと鹿児島のために滑ります。

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(文 アナウンス部 岡田祐介)