2010/3/7放送
1.南九州4県対抗バスケ県予選 一般の部
南九州四県対抗バスケットボール大会・鹿児島県予選の一般の部が、隼人体育館で行われました。
この大会を1年間の集大成としているチームがあります。奄美大島の選手で構成される「KENMUN」。名前の由来は「奄美の妖怪のケンムン」で、「奄美を象徴するような名前にしたかった」のでこの名前になりました。
チームは、13年ほど前に大島高校がインターハイに出場した時の選手、盛克志さんが中心となって2006年に作られました。メンバーは、奄美でそれぞれ別のチームとして活躍する選手達で、大島選抜チームとも言えます。盛さんは「なんちゃって大島オールスターズ
」と表現してくれました。
「奄美という小さい地域でバスケをしていたんですが、上のレベルもみんなで体験したいという事でチームを作って出てきています。緊張感などが好きで、そこまでチームとしてうまいわけではないんですが、コートに出てる選手もベンチの選手も声を出して、みんなで盛り上がるバスケをしたい、楽しい試合がしたいと思っています。みんなバスケが好きだと思います。」
得点した時はもちろん、ミスをしても、それをベンチから笑い飛ばすくらい常に笑顔。大きな声で応援し、楽しんでいました。
その様子は試合だけではありませんでした。初戦の前、前日の夜9時に出航予定だった船が、2時間遅れて夜11時に出航。試合開始20分前くらいにギリギリ到着しましたが、選手達は焦る様子もなく、「よくありますよ」と、ここでも笑顔。県本土で行われる試合には、離島の方は毎回のようにそういった事を乗り越えて来ています。
初戦の相手は第4シードGLOBAL。外からのシュートと個人技に定評のあるチームです。KENMUNは、GLOBALの外からのシュートをリバウンドでよく取り、後半開始に差をつけました。3Pでファウルを誘い、4点プレイをしたり、パスカットからの速攻をするなど、連続15ポイント。個人技などで点を返されますが、90対74でベスト4をかけた試合に進みました。
準々決勝
KENMUN vs フリースタイル。盛選手は「力はほとんど同じくらいだと思う」とコメント。
第1クオーター、堅いディフェンスのフリースタイルに対して、KENMUNは果敢に中に入っていきファウルをもらってフリースローで点を重ねますが、無理な体勢からのシュートを打たされ、流れがフリースタイルへ。10-10から4連続シュートを許すなど、17対20と3点リードされて第1クオーターを終了しました。
第2クオーター、KENMUNが、開始6秒でスリーポイントを決め同点とすると、ディフェンスの当たり、シュートチェックを厳しくいきます。そして、ボックスアウトでリバウンドを取ると、連続11ポイント。5分以上相手に点を与えません。しかし、その後、ルーズボールが相手に渡るなどして追い上げられ、前半は30対29とKENMUNが1点のリード。
ハーフタイムの時に、KENMUNの小川選手が錠剤を飲んでいました。「大事な試合の前にはみんな飲んでいる」そうで、一種の願掛けだそうです。
すると、それまで皆まんべんなく点を取っていたKENMUNですが、第4クオーターは小川選手が爆発!速いテンポでミドルシュートを決めると、相手のパスコースを読み、何度もパスをカット。身長は170センチ台ですが、ゴール下にも飛び込んでオフェンスリバウンドを取るなど、流れを引き寄せます。
圧巻は試合終了1分前からでした。ファウルゲームを仕掛けたフリースタイルから、KENMUNの小川が何度もフリースローを決め、「点差が詰まってきていたので決めたいと思った」という小川が、連続4回、8ショットをすべて決める大活躍。
それを見て、西川監督が「活躍しすぎだから変えようかな」と冗談を言うほど。結局小川はこの試合でフリースロー10本すべて決めました。
その活躍などもあり、KENMUNが71-58でベスト4に進出。
〈小川祐樹選手〉
「2年前にベスト4に入ってるので、またベスト4に入りたいという気持ちで臨みました。自分の役割はチームの先陣を切って前を走る事です。そして、ノーマークのシュートをちゃんと決める事を心がけています。」
チーム立ち上げの時からのメンバー、西川叔公監督兼選手は
「苦しい時でも楽しんでやるという事も1つのエネルギーだと思うんですが、いつも一緒にバスケの試合をしているので、お互いの事をよく知ってるのがチームの一番の強さだと思います。ここまで来るのも、みんなバスケが好きなので、苦労とかはないです。」
盛選手については、
「凄い大黒柱ですね。チームも盛り上げて、…まぁたまにディフェンスに戻ってこなかったりもするんですが、それはご愛嬌っていう事で(笑)。チームも公認です。」
〈盛克志選手〉
「普段はアホなことばっかりしてるんですけど、ゲームになるとひとつになれるメンバーなので最高のメンバーです。このチームで他の色々なチームと試合して、中学生や高校生を教えていけたら、というのもあります。」
目標のベスト4進出を果たしたKENMUN。
準決勝の相手は、ディフェンディングチャンピオンの鹿児島教員クラブ。
結果は、残念ながら70対74で敗れてしまいましたが、残り1分までどちらが勝つか分からないシーソーゲームで、会場を沸かせたそうです。
また1年後、「楽しむバスケ」を存分に見せてくれそうです。
決勝のカードは、
男子:鹿児島教員クラブ vs 倶楽部玉龍
女子:JOY vs 鹿児島大学
優勝したチームは、4月24,25日に大分県で行われる4県対抗大会の本戦に進めます。
決勝は、今週13日(土)に行われます。また、これも含め、13日と14日はバスケットボールサミット2010が県体育館で開催されます。県の高校選抜チームが全国の強豪と対戦したり、ミニバスの全国への壮行試合、レノヴァの今シーズン最終戦も行われます。
南九州4県対抗一般の部の決勝戦の応援も含め、ぜひ、バスケットボールの祭典に足をお運び下さい。
2.春の九州高校野球県予選 組み合わせ決定
今月22日(月・祝)から始まる第126回九州地区高等学校野球大会・鹿児島県予選の組み合わせが決まりました。今年は、県内77チームが参加します。
去年の大会を元に、第1シードは、秋大会で優勝した鹿児島実業、第2シードは、準優勝の鹿児島城西、第3シード樟南、第4シード、秋に快進撃を見せた薩摩中央、第5シード鹿屋中央、第6シード川辺、第7シード神村学園、第8シード鹿児島商業。
抽選方法は、各チームがそれぞれの地域ごとに分かれてくじを引き、係の人が番号を読み上げて、自分の学校が呼ばれたら学校名を応える、というものでした。今年は大きなどよめきなどが起こることはありませんでした。
選手宣誓は、末吉高校の中島将就キャプテンに決定。
代理で副キャプテンの永井宏憲選手が来ていて、選手宣誓が中島キャプテンに決まったことについて、「びっくりしました。中島主将に伝えたら怒るかもしれません(笑)。本番は観客の方々にビックリしてもらえるような選手宣誓をしてほしいです。」と話していました。
去年夏、連合チームで出ていたチームがありましたが、今年は統廃合などで、それがありません。例えば、霧島高校。去年夏までは「栗野工業・牧園・霧島高校」の3校連合チームで出場していましたが、栗野工業、牧園高校が閉校になるため、3年生が抜けた去年の秋大会から「霧島高校」単独で出場しています。
〈霧島高校 三好利之キャプテン〉
「自分達は、高校は違いますが、先輩達が築き上げた伝統をしっかり引き継いで、自分は残り少ない高校野球生活ですが、後輩の見本になるように頑張っていきたいです。春の大会の目標は、5月の選抜大会に出られるように、3勝する事です。」
戦いは、この春の大会が終わった後、5月に選抜大会があり、夏へと続きます。今年の流れを作る上で負けられない戦いです。
全国では、21日から全国選抜大会が始まります。県予選とほぼ同じ時期に開催されますが佃理事長は「いよいよ球春到来です。今回県内から選抜出場校がないという事で、地元から元気を盛り立てて、夏につなげていきたいと思います。応援してもらえるようなゲームが出来るように、子供達と共に頑張っていきたいと思います。」
春の九州高校野球県予選は、今月22日(月)の午前9時に県立鴨池球場で開会式を行い、県立鴨池球場、鴨池市民球場、姶良町野球場で4月5日まで行われる予定です。
●ゴルフガイド
今週は、溝辺カントリークラブの松園さんに、3H(B.T 167 / R.T 150 par3 ハンディ7)のコース攻略法を伺いました。

祝100回目!!
今シーズンも残り3戦。なんとか6位キープで終えたいレノヴァは、昨日県体育館で黒田電気と対戦しました。