1.~千葉へ~ 九州ブロック国体 in 鹿児島
来月千葉で開幕する第65回国民体育大会=ゆめ半島千葉国体。
その九州ブロック大会が、主に鹿児島で行われています。
~ハンドボール~
ハンドボール成年女子の鹿児島代表は、日本ハンドボールリーグや全日本実業団選手権などで優勝した、ソニーセミコンダクタ九州のメンバー。
大きな結果を2つ残しているソニーですが、日本リーグや全日本実業団で優勝の原動力となった韓国の張素姫選手や郭惠静選手は、国体には出場できません。
鹿児島(ソニー)の初戦の相手は、去年の国体の決勝の相手、熊本代表のオムロン。“初戦が決勝レベルの戦い”となりました。オムロンは、ソニーが日本リーグを制する前まで4連覇し、去年の国体で優勝。しかし、今年は、日本リーグも全日本実業団選手権もソニーに阻まれました。メンバーはほぼナショナルチームの強豪オムロンが、リベンジをかけて向かってきました。
ー試合ー
鹿児島は、序盤からゴール前の素早い連携と激しい選手の入れ替わりなどで押し気味に試合を進めますが、シュートがゴールポストに嫌われたり、相手の高いディフェンスに阻まれたりするなど、ペースを握りきれません。また、イエローカードで2分間退場する選手が相次ぐなど、試合は荒れた展開。熊本は、フィールドプレーヤーが3人退場している時もあり、7人対4人の時もあったほど。
その間、鹿児島は2点を入れてリードすると、7mスローの時だけ交代で出てきたGKの飛田選手が7mスローを止めガッツポーズ。前半残り時間が少なくなった時、ベテラン田中選手とポスト高栖選手の華麗なコンビプレーで得点を挙げ会場を沸かせるなど、雰囲気よく、前半を10-8と2点をリードして折り返します。
後半は4連続得点から始まり、14-8といきなり大きくリード。しかしシュートミスやパスミスが出始め、それまで中にほとんど入らせなかったディフェンスでも突破を許し、後半の半分を過ぎた所で、ついに同点に…。その後は流れを完全に奪われます。
鹿児島は、右サイドから高橋選手が技ありのループシュートなどを決めますが、終盤にはそれも止められ、強豪熊本に22-26で敗れました。
トーナメント初戦で敗れ、鹿児島は、国体本大会出場はなりませんでした。
全日本実業団で優勝してから、「国体で優勝」を目標に練習に取り組んできた選手たち。
郭惠静さんと田中美音子選手は、後半6点リードした後のミスを敗因に挙げました。長野かづさ選手も「リードしたあとディフェンスの約束事が出来ていなかった」と振り返りました。
飛田キャプテンは「自分たちのペースで持ち込めた部分もあったんですけど、後半の中盤にミスが続いてしまったので、それが響いてしまったと思います。この試合にずっとチームとしてかけてきた部分があるので、引きずりたくはないですし、負けた事をしっかり反省して、課題を持ってこれから取り組まないといけないと思います。」
と涙声
日本リーグの初戦の相手は、オムロン。「そこでは勝つ!」と闘志を燃やしていました。
張素姫選手は「自分が入ったときに、周りに負担かけないように、これからもっと頑張っていかないとな、と感じたんですけど、誰がいなくても出来るチームになってほしいなぁと思いました。」と、”層の厚さ”の必要性を指摘。
張素姫選手のポジションで出場した儀間選手は「先輩方がいろいろフォローしてくれて、プレーはやり易かったけど、自分の力を発揮できなかったのが悔しいです。身長が小さいので、もっとフェイント活かせたらと思います。(初戦のオムロン戦は)絶対勝ちます」
国体本選には出場できませんが、9月4日から今シーズンの日本リーグが開幕します。
初戦のオムロン戦に向けてリベンジを狙うソニーをぜひ応援してください。
~バレーボール~
少年女子に、全国高校総体で県勢初の準優勝を収めた鹿児島女子が出場。
インターハイでは、準決勝で東九州龍谷に勝利。
東九州龍谷は…、史上初の春高バレー3連覇、インターハイも去年おととしと連覇、去年12月の全日本選手権で、プレミアリーグのチームを2試合連続で撃破し、「快進撃だ!」と全国的にニュースになったチーム。
鹿児島女子はその東九州龍谷を破る快挙を達成しました。決勝で宮城・古川学園に敗れたものの、見事、県勢初の準優勝!
「(神川尚彦監督)全国的に見ると、平均身長は低いチームですので、『拾うことしかない』と、レシーブ練習には時間をかけました。子供たちもキツい思いをしながらも、それを力に変えて、試合では拾う事を楽しくやってくれたので、結果につながったのではないかと思っています。」
東九州龍谷に対しては
「ここ2年くらいずっと日本の高校界のトップを走り続けてきて、『どこが土をつけるか』というのがひとつの焦点でした。鹿女子は九州大会などでも当たって、ずっと悔しい思いをしてきたので、結構対策を取り、その作戦をゲームの中で活かすことが出来たと思います。
セッターは175センチの大型セッターを擁していますし、守りの要の鳥越、枦がよく拾って、持ち味のAクイックを中心としたコンビバレーを完成させてくれたと思います。」

粘り強いバレーから繰り出されるコンビバレー。その要がセッターの南美寿希キャプテン。セッターというと小さい人が多いイメージがありますが、175センチとチーム1の長身です。
南選手は中学時代はライトアタッカー、セッターには高校からコンバート。
なぜかというと、「(神川監督)ボールの扱いの柔らかさと、高さです。高さのあるセッターがレベルの高いバレーが出来ると思います。相手に返ってしまうようなボールでもそれをトスに出来ますし、高い所でのコンビバレーが出来ます。拾う方も『少し乱れてもセッターがどうにかしてくれる』という安心感を持って、リラックスして返せるというところがあります。」
練習の時の南選手の様子などを伺うと「1年生の頃はトスは下手でしたが、みんなをプレーでも引っ張れる存在になりました。人間性がよく、怒られてもクヨクヨしないので、そういった所がいい結果につながったと思います。」
「セッターの練習は毎日させました。1日500本とか、相当時間を費やしました。南選手がいないと高いコンビバレーが出来ないですので。」
南選手もすんなり受け入れたそうです。「チームに貢献出来るなら、セッターをしようと思いました。最初の頃は、全然スパイカーに打たせるトスを上げられなくて、とても自分でも悔しく、一人ひとりスパイカーの打ちたい所が違うので、一人ひとりにしっかり意見を聞いて上げる事を心がけました。自分はセッターで、勝敗の80%を握ってると思うので、しっかり自分がいいトスを上げて、スパイカーが気持ちよく打てればいいと思います。」
インターハイの事については
「優勝候補の東九州龍谷を倒せたことは嬉しかったんですが、自分たちの目標は『日本一』なので、決勝の古川学園に敗れた時はとても悔しかったです。」
その悔しさを晴らす舞台に上がるため…
初戦の相手は、IHで全国3位の長崎・九州文化学園。
いきなり強豪との激突。鹿児島女子は、粘りながらもセットカウント1-2で敗れてしまいました。
「ブロックなどがうまく活かせずに、サーブキャッチでやられてしまって、すごく悔しかったです。自分たちの持ち味のブロックをしっかり活かせるように、サーブで崩して、ブロックでしっかり止めて2段トスにして、サーブキャッチから自分たちのコンビバレーが出来るようにしっかりしていきたいと思います。自分たちの目標は国体出場じゃないので、しっかりまず国体の出場権を取って、日本一を目指して頑張りたいと思います。」
バレーボール少年女子はリーグ戦、残りの試合に勝ち迎えた代表決定戦。相手は沖縄。
ー試合ー
鹿女子はサーブキャッチのミスなどもあり、いきなり3連続ポイントを許すと、相手のサーブをうまく返せず、セッター南から繰り出されるコンビバレーが影を潜めます。
ネット際でボールを押し込んだり、持ち前の粘り強いバレーでボールを拾いますが、なかなか決めきれず流れを引き寄せられません。それでも、4度のブロックポイントなどで、苦しみながらも第1セットを取ります。
第2セットも競りますが、終盤、サーブから相手を崩し、1枚ブロックを決めたり、サービスエースを取るなど、5連続ポイント。第2セットは25-17で取ってストレート勝ち。
見事国体の本大会出場権獲得。しかし反省・課題の多い試合となったようです。 
「(神川監督)サーブカットの精度を上げるということと、サーブレシーブが乱れても、そこからどうやって点を取るか、日本一を目指すためには、キチッとその辺を修正してまた臨みたいと思っています。」
「(南キャプテン)この九州予選では自分たちのバレーがあまり出来ていなかったので、もっと1から鍛えなおして、日本一に向けて頑張っていきたいと思います。」
本大会まではあと1ヶ月ほどです。今度はどんな姿を見せてくれるんでしょうか。
今年の国体は9月25日に千葉で開幕します。
☆特別編☆
アタッカーの大楠さんが憧れの選手という中学1年生の女の子から「強いアタックを打つにはどうしたらいいでしょうか?リストを強くするにはどうしたらいいでしょうか?」という質問が届いていました。その答えをお聞きしたところ…
「気持ちと、体重をしっかり前にかけることだと思います。上体をしっかり前に持っていくことと、”かぶって打たない事”です。ボールの下に入りすぎないで、しっかり前で叩く事。(特別練習をたくさんやっている訳ではなく)意識をする事と何回もこなす事が大事だと思います。速攻は手首打ちも大事だと思うんですけど、振り切ることが一番大事だと思います。」
どう打ちたいか「意識」しながら練習するといいそうですよ。
こういった「選手に聞いてみたい質問」も番組でお待ちしています。
全部お聞きすることは出来ませんが、なるべくお聞きしたいと思いますので、
どうぞ、メールファックスでお寄せください☆
2.甲子園 閉幕 ~鹿児島実業 次の世代へ~
第92回全国高校野球選手権・夏の甲子園が終わりました。
優勝は、沖縄代表の興南高校。神奈川の東海大相模に13対1で勝って、沖縄県勢としては初の夏の大会優勝、そして史上6校目の春夏連覇を達成しました。
いつか鹿児島県勢も「真紅の優勝旗を」という思いが強くなりました。
鹿児島代表の鹿児島実業も劇的な試合を見せてくれました。
振り返ると、鹿実は2回戦から登場して、13日に秋田・能代商業と対戦し、15-0の大勝。課題と言われていたバッティングで、その力を存分に見せました。
ベスト8をかけた3回戦では、熊本・九州学院と対戦し、延長の末惜しくも7-8で敗れはしたものの、3点を追う最終回9回裏、同点に追いつき、感動を呼びました。
なぜ、その3点を追いつく事ができたのか。
選手に聞くとは「みんなのためにつなごう、つなげばどうにかしてくれる」という意識と「気持ち」とこたえてくれました。
宮下監督は「今年のチームはこういうミラクル的な力を秘めたチームだな、と私もびっくりしました。」とコメント。
監督は、夏前から「すごいミラクルを起こすこともあれば、何でそこでそんな事をしてしまうんだ」という事もある「不思議なチーム」と言っていました。
…時はさかのぼり、新チームになって最初の県大会、去年秋の大会。
初戦の鹿屋戦は、終盤に逆転して勝利しました。その後も逆転などもあるなか勝ち進み、秋の大会で優勝。
新チームになってから、苦しい試合を何度も経験してきた鹿実。夏の県大会も2試合連続のサヨナラ勝ちで粘り勝ちをしました。
宮下監督は常々言っていました。
「個々の力はある。このチームは、ひとつになったらとんでもない力を発揮することがある。それがいつでも出せるように、『一体感』という事を意識してやってきた」
そのために、選手もベンチもスタンドの選手も「自分のすべき事は何か」をしっかりと考え、過ごしてきました。
憧れの夏の甲子園。今のチームとして最後の試合となった九州学院戦。
そこでも最後にミラクルを見せてくれました。
3点を追う9回裏、2年生の野田投手は4回からマウンドを任されますが、思うような投球が出来ず、「意地でも打ちたかった」という打席で、先頭打者として2塁打を放ちました。
県大会も通じて今大会初出場、3年生の久保選手が代打でヒット。去年、県大会初戦敗退したとき、自分のところに飛んできたボールを取れずにサヨナラ負け。その悔しさをずっと背負ってきた久保選手が甲子園の舞台でつなぎました。
そして藤田キャプテンがココ1番で1点を返すタイムリー。
続く2番亀甲選手が左手の甲にデッドボールかと思われたボールを受け、ファールの判定でしたが、コールドスプレーを何度もかけ再び打席へ。気持ちを切らさずにヒットでつなぎました。
ピッチャーとして先発しましたが、途中からライトの守備に入り、「声をかけることしかできなくて悔しかった」という用皆選手が、バットで見せ、2点目のタイムリー。
そして4番川崎選手が「最低限の仕事を果たした」という同点打…。
延長に入り敗れはしたものの、藤田キャプテンは「最後の最後、9回に自分達の野球が魅せられたので、悔いなく終わることが出来ました。権大会から、”落としてるゲーム”をなんとか粘って取ってくるチームだったので、それを甲子園で出せて、本当によかったです。今の2年生は、自分達よりチーム的に強いと思うので、宮下監督を信じて、これから1年間頑張ってほしいです。」
「(宮下監督)最後、理想的なベンチになったので、すごい盛り上がりで頑張っていたので、あの雰囲気を早くから出来るように来年はやっていきたいと思います。」
3年生の頑張りを見た2年生たちは、改めて3年生の大きさを感じていました。
野田投手は「甲子園に来て、用皆さんがやっぱりエースだったな、エースとしての自覚が出ていて、それを感じて悔しかったんですけど、自分はそれをバネに来年用皆さんを絶対抜いて、また甲子園に帰ってきて、今度は絶対に勝ちたいです。」と、話しながら涙が溢れました。
9回、同点に追いついた後に、サヨナラのチャンスで打席が回ってきたのは、2年生の濱田選手。甲子園で一番記憶に残っているのは、最後の打席。
「みんな、3年生は藤田さんがダイビングキャッチしたり、関山さんが怪我してて痛いはずなのにセカンドまで必死で走っている姿を見て、最終回自分が絶対決めてやろうと思ってたけど、あそこで打てなかったのが一番悔しいです。3年生が凄くいい見本になる方ばかりだったので、今の3年生に少しでも近づけるように、この悔しさを絶対忘れないです。次の自分達の最後の夏まで。毎日を全力で頑張って、絶対全国制覇したいです。」
甲子園で悔しい経験した浜田選手ら2年生たちが、来年の全国制覇に向けて、新しいチームを引っ張ります。
今年レギュラーで出ていた2年生は、ファースト揚村選手、サード濱田選手、ショート平山選手、ライト豊住選手、そして野田投手。この5人の選手が甲子園を経験しました。
秋の大会は、もうおよそ1ヵ月後の9月下旬にやってきます。県内の他のチームは、県大会が終わって新チームをスタートさせています。鹿児島実業はおよそ1ヶ月遅れてのスタート。宮下監督に、そのスタートの遅れをどう思うかを伺うと、「2年生がたくさん出ていたので、そのメンバーを中心にどうにか形にしていきたい。」との事でした。
早くも鹿児島実業は、招待野球で熊本に行って試合をしています。そして県内では、もう今週から新人戦といわれる地区大会が始まります。
来年の夏の甲子園を目指して、選手たちの熱いドラマがまた始まります。
~久永辰徳選手 生出演!~
今日は、スタジオにヴォルカ鹿児島の久永選手に来て貰いました!
久永選手は、今、怪我から復帰しての公式戦の“ピッチ”を目指し頑張っています。1年に2度の手術・・・リハビリ・・・今までとは状況が違う中でも、「復帰のために!ピッチに立つためだから、辛いと思ったことはない。」と話してくださる姿に、力強さを感じました。まもなく来る“復帰の日”を、またスポパラの中で、熱く!伝えさせて貰います。
そんな久永選手によるサッカースクールが開催されますよ!夏のサッカーのまとめに、ぜひご参加ください!
日時 : 8月28日(土) 午前9時~午後5時
場所 : 姶良総合運動公園 陸上競技場
参加費 : 3500円(参加記念品あり!)
対象 : 小学校4~6年生で、クラブチームor少年団に登録していること。スポーツ保険に加入していること。
詳しいことは、電話080-2692-0013に御連絡頂くか、hisa-soccer.school-2010@docomo.ne.jpに空メールをお送りください。申し込みの案内メールが届きます。または、ヴォルカ鹿児島のホームページから → http://www.volca-kagoshima.jp/index1.html ご確認ください!
久永先生(?!)は・・・「厳しくやりますよ!覚悟しておいてください!サッカーやるときは真剣ですから!」と、熱い口調での子供たちへのメッセージをくれました!みんな負けずに頑張れ!
久永選手のブログ → http://ameblo.jp/hisa-soccer-2010 も覗いて見て下さいね。
(久永選手の勝負パンツの色は… 赤 だそうです。)
●ゴルフガイド
松木アナウンサー担当のゴルフガイド。今週は生出演で、男女の国内ツアー情報とアメリカ女子ゴルフツアーの情報をお伝えしました。