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2013年10月19日 (土)

開局記念SP「ふるさとの食たっぷり」 サメを食べる!?発見!志布志の珍味

10/12(土)MBC開局60周年記念SP「43市町村全部見せます!ふるさとの食たっぷり」
に登場した各地の「食」♪

志布志市からは『BTVケーブルテレビ 志布志局』アナウンサーの渡邉涼さんが

「サメを食べる!?発見!志布志の珍味」を紹介します。

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自然豊かな志布志市。

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志布志湾は、ハモやイセエビなど豊富な海の幸に恵まれています。

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その中に面白い食材があるという情報を聞きつけ、
BTVケーブルテレビ志布志局へやってきました!

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地域の情報を、日々、市民に届けています。
今回、情報を提供してくれるのは、BTVの渡邉涼さん。

渡邉さん:志布志には昔から「フカのせんさら」という食べ物がありまして、
特に港周辺では日常的に食べられているんです。「フカ」はサメのことです。

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サメを食すという「フカのせんさら」とはどういうものなのか!?

まだ一度も食べたことがないという渡邉さんと志布志市内を
調査しながら、その正体に迫ります!

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「フカのせんさら」は、捌いて塩水で湯がいたもの。

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4月に行なわれる代表的な祭り、「お釈迦祭り」と
深い関係があるとか。
こちらは「お釈迦祭り」に詳しい北川さんです。

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北川さん:お釈迦様の誕生をお祝いするために行われた祭りというのが、
4月8日のお釈迦祭りです。

「お釈迦祭り」は、安産にご利益があるとされる「宝満寺」を中心に

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新婚夫婦が参加する「シャンシャン馬」などが行なわれる祭り。
元々は「お釈迦様」の誕生日である4月8日でしたが、
現在は4月29日に開催されます。

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北川さん:昔は色々な催し物があって、境内は所狭しと、
盆と正月が一緒に来たような感じだったんじゃないかと思います。

近郷近在からお客様が見えるので、
そういうお客様を接待するために色んなご馳走を提供して
みなさんに召し上がっていただいている習慣が今でもあります。
その中のお品書きのひとつとして「せんさら」もありました。

「せんさら」の名前の由来は、
『水で洗って食べる』ことから『洗皿』。
『千皿食べても飽きない』ことから『千皿』。と、大きく分けて2つの説があるそうです。
では、一体どんな味なのでしょうか!?

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北川:何と言ったらいいんでしょうか。
他の味では例えようがない。「ふかのせんさら」は、他には代えられない。

【志布志漁港】
ますます気になる「フカのせんさら」を求めてやってきたのは
早朝の志布志漁港。

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夜中から漁に出ていた船が港に帰ってくる時間です。
様々な種類の魚が水揚げされていきます。

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「フカのせんさら」に使う“フカ”は小型のもの。志布志漁港では夏場を中心に、フカが魚の網にかかって 水揚げされるそうです。

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水揚げされたフカは、せりにかけられます。
こちらの女性、どうやら一匹手に入れたようです。

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女性は、志布志市内にある創業60年の瀬戸口鮮魚店の奥さま。

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ご主人の瀬戸口聡さんにフカをさばいて「せんさら」を作る様子を見せていただきます。

渡邉さん:このサメの種類は?

瀬戸口さん:ホシザメ、志布志では「ぬくい」と言う。

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まずフカの頭を落として内臓を取り除き、軽く湯通しして

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ザラザラした皮の部分“サメ肌”をとります。

瀬戸口:意外と手間がかかります。簡単におろして食べるわけにはいかないんです。

そして、食べやすい大きさに切り、塩をたっぷりまぶして、
冷蔵庫で一昼夜、寝かせます。

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さらに、塩を洗い落とし、塩水で茹で、冷水にさらせば
「せんさら」の出来上がり!

酢味噌に山椒を混ぜたものを付けて食べるのが、一般的な食べ方です。

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「せんさら」の名前の由来について、 瀬戸口さんは、独自の考えを持っています。

瀬戸口さん:千人ぐらいに対応できるから「せんさら」ではないか

「瀬戸口鮮魚店」では、100gあたり100円で販売しています。
市内の様々な鮮魚店で売られている「せんさら」。

それ以外に、スーパーでも「せんさら」は売られています。
こちらは『サンポート志布志アピア』内にある「ダイレックス」の鮮魚コーナー。

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渡邉さん:色んな魚が並んでいますね!あ~ありました!

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「フカの湯引き」という名前で売られているんですね。

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志布志の食文化の一つ「フカのせんさら」。
特に「お釈迦祭り」とは非常に深い関係があります。“おもてなしの心”が
詰まったソウルフードです。