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2013年10月19日 (土)

開局記念SP「ふるさとの食たっぷり」 多彩な料理・クジラ食

10/12(土)MBC開局60周年記念SP「43市町村全部見せます!ふるさとの食たっぷり」
に登場した各地の「食」をご紹介♪

薩摩川内市からは『FMさつませんだい』パーソナリティーの小島綾果さんが

「クジラ」を紹介します。

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薩摩川内市の割烹旅館で先月「クジラ料理を喰らう会」が開かれました。

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クジラをご当地グルメにしようという動きは、九州新幹線全線開業がきっかけです。

この日のメニューはクジラの刺身のほか、竜田揚げ、みそ漬け、おでんなど8つ。
和・洋・中いろんな料理に使えるのがクジラ料理の魅力。

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食としての「クジラ」。実は、生活にも密着していたという証拠があるんです。

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新田神社では、柱の下の建物を支える石、礎石の溝にクジラの油を注ぎ、シロアリが上に上がらないようにしたそうです。

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これは400年前の建物。クジラが身近な所で使われていたとは驚きです。

 海を渡った甑島にも、クジラとの関わりを見つけました。

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昭和19年から23年までクジラの解体基地があった上甑町小島。

その間、マッコウクジラやナガスクジラなど合わせて30頭のクジラが水揚げされた
記録が残っています。

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県内の企業が運営しており、地元雇用はほとんどなかったといいます。

当時クジラの解体作業を見たことがあるという方に出会いました。

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森尾さん「ここでクジラを解体して、油をとるために大きな釜で煎じていた。
煎じたカス(皮)は天日で干していた」

現在86歳の山口さんは、解体作業員にクジラ肉をもらったことがあるそうです。

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山口さん「すき焼きにしたり、皮は煎じて油をとってその油で天ぷらなどをして食べた。
クジラの舌は、うどんのようで透き通ったものでおいしかった。」

戦前・戦後の時代において貴重な食材だったクジラ。

これからの時代においても貴重なものだと不破教授は言います。

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不破教授「我々日本人が、クジラを食べるという文化。それはをずっと古い時代からある。
ひとつの命から得られる肉は、食糧として考えると非常に貴重なもの。
これだけ地球の人口が増えて食糧が足らない時代に、海洋食糧資源としてのクジラは
有効に利用すべきだと思う。」

そんなクジラの加工品を取り扱う水産会社が鹿児島県内で唯一、薩摩川内市にあります。

大正5年創業のヤマカ。

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昭和25年頃からクジラを扱うようになり、加工販売しています。
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通称「尾羽」。スライスした尾羽は5分ほどゆでます。

するとチリチリに縮み、まるで花びらのような感じに。
鹿児島ではよくお正月に食べられる尾羽。実はヤマカは、尾羽の出荷量日本一なんです。

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ヤマカではこの他、クジラのカレーや竜田揚げ、ベーコンなどの加工品も生産しています。

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いろんな食べ方ができるクジラ、そんなクジラ料理を食べられるお店が

明治19年創業の「割烹旅館 安藤」。
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4代目の安藤さんは、東京オリンピックのプレスセンターで料理人として
活躍したそうです。
安藤さんのクジラ料理。コースになったランチがおすすめです。

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そしてもう1軒。

イタリアンレストランの「ビス!ラ・フルッタ」
店内はとてもアットホームな雰囲気。

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クジラの赤身とにんじん、たまねぎをトマトソースで煮込み、ゆでたパスタを絡めます。

「ビス!ラ・フルッタ」特製、クジラを使ったパスタです。
パスタメニューは日替わりなので、運がよければ食べられるレアメニュー。

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昔からあったクジラ食の文化。改めて海の恵みに感謝し、守り伝えていく大切さを感じました。