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2016年10月27日 (木)

2016年10月27日(木)    ととナビvol.122   トウゴロウイワシvsギンイソイワシ

先週はお昼時にもかかわらず、「ホタルジャコとハネダホタルジャコは肛門の位置で見分ける」というお話をしましたね。大変失礼しました。でも少しアカデミックでしたよね。

 

今日はガラッと変えて、その辺にたくさんいる魚のお話をしましょう。トウゴロウイワシという全長15センチくらいの魚です。マイワシやカタクチイワシなど、いわゆるイワシの仲間はニシン目、つまりニシンの仲間なんですね。ところが、トウゴロウイワシはトウゴロウイワシ目という別の仲間なんですよ。「目」のレベルで違うので、マイワシとトウゴロウイワシは全く違う魚なんですね。

 

トウゴロウイワシは「その辺にいる魚」なので、おそらくサビキ釣りで小アジなんかを釣っているときにいっしょに釣れたりすると思います。

 

こんな魚です(写真4-1)。イワシの仲間との決定的な違いは、うろこがかたくてしっかりとしているところです。

2016102741tougorouiwashi

(↑トウゴロイウイワシ)

 

この写真も見てください(写真4-2)。この魚を釣ったことがあるという方もいらっしゃると思いますよ。これはトウゴロウイワシではないんですね。ギンイソイワシという近縁種です。

2016102742ginisoiwashi

(↑ギンイソイワシ)

 

でも、どう見ても同じ魚に見えますよね。そういう時はどうすんでしたっけ? ……

 

そうです。肛門を見るんです。今週もお昼に肛門のお話になってしまいましたね。

 

トウゴロウイワシの肛門はこれです(写真4-3)。

2016102743tougorouiwashikoumon

(↑トウゴロウイワシの肛門)

 

色白ですね。左右の腹びれに挟まれているのがわかりますよね。

次はこれです(写真4-4)。

2016102744ginisoiwashikoumon

(↑ギンイソイワシの肛門)

ギンイソイワシの肛門です。ギンイソイワシの肛門は腹びれのはるか後方にあるんです。

 

やはり、これら2種の違いも肛門の位置なんですね。リスナーの皆さん、「たんぽぽ倶楽部」のホームページでご確認くださいね。

 

さてこの「その辺にいる魚」たち。うろこがかたくてしっかりとしているんですが、中骨もかたいんですね。なので、から揚げや天ぷらでは食べにくいんです。

 

食べ方としては、やはりお刺身ですね。うろこを指でとって、皮付きのまま刺身にすればOKです。どちらも臭みは全くありません。キビナゴに比べると食感はきめ細やかさに欠けますが、皮がシャキシャキとして身は甘味があり、とてもおいしいですよ。

2016102745tougorouiwashisashimi

(↑トウゴロウイワシの刺身)

 

2016102746ginisoiwashisashimi

(↑ギンイソイワシの刺身)

 

これらの魚がつれたら、雑魚だと思わずにぜひ持ち帰って食べましょうね。