とおくてよくみえない><
〈霧島アートの森 学芸専門員の前野耕一さん「とおくてよくみえない」の写真の前にて
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姶良郡湧水町の霧島アートの森で開催中の高嶺格「とおくてよくみえない」
映像作品や粘土で作った作品、書など、11作品が展示されています
中でも目を引くのが、テニスコート2つ分という大きな展示「鹿児島エスペラント」暗くなっている部屋で光や音を使って、その時々で違う表情を見せてくれる作品です
鹿児島弁やエスペラント語も使われていて、不思議な空間をお楽しみ下さい
また、「とおくてよくみえない」という作品もあり、15センチくらいの突起物が円状に並んでいるものですそのまん中には視点をずらすと文字が浮き上がる3Dの本もあり、私も頑張って見ました
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高嶺さんは、そういうユーモアを取り入れた作品も多いそうですよ
何が書いてあるのかは、行ってみてのお楽しみです
ちなみに、この展覧会全体のタイトルになっている「とおくてよくみえない」には、高嶺格さんの「アートというのは本来自由であるはずなのに、美術館などにあると人がたくさん集まりすぎてよく見えない」という思いから来ているそうです
<アートの森館内からも紅葉が楽しめますよ>
高嶺さんは、アトリエを持たず、展示する場所で作品を作るそうです。自分がその場所で何を求められているか、場所を見てから0からスタートするそうです映像の作品も、こちらの館長室で編集したんです
鹿児島エスペラントは、7分41秒ごとにループするので、色々な角度から何度も見てみると新しい発見がありそうですね
<アートの森に行くまでの道で見つけたもみじ>
アートも紅葉も楽しめる、霧島アートの森ぜひ足をお運び下さい