サンコンメ
指宿市山川の浜児ヶ水で新春恒例の伝統行事「サンコンメ」が、行われました。地元の中学生や高校生がおよそ2メートルの長さの竹を担いでぐるぐると何度も回ります。そして、竹を勢いよく地面にたたきつけると割れた竹からたくさんの小銭が飛び出します。訪れた人たちは我先に小銭を拾い集めながら今年1年の健康と豊作を祈りました。
撮影は南さつま市のMBCふるさと特派員、安田伸一郎さんでした。
« 2014年12月 | メイン | 2015年2月 »
指宿市山川の浜児ヶ水で新春恒例の伝統行事「サンコンメ」が、行われました。地元の中学生や高校生がおよそ2メートルの長さの竹を担いでぐるぐると何度も回ります。そして、竹を勢いよく地面にたたきつけると割れた竹からたくさんの小銭が飛び出します。訪れた人たちは我先に小銭を拾い集めながら今年1年の健康と豊作を祈りました。
撮影は南さつま市のMBCふるさと特派員、安田伸一郎さんでした。
福祭文(くさいもん)は種子島の各集落で伝えられている行事です。正月、神様に代わって大人や子どもたちが家々を回って福祭文を合唱し、その家の幸せと繁栄を祈ります。西野小学校では子どもたち20人が3つのグループに分かれて、先導役の大人について集落を回りました。家々では、玄関を少し開けて歌を聞き、福祭文を歌い終わると壮年団には御神酒が、子どもたちには菓子やジュースがふるまわれました。無事に役目を果たして公民館へ帰るとみんなで用意されたぜんざいを食べました。
撮影は種子島のふるさと特派員、番山喜一郎さんでした。
出水市の大川内中学校で生徒たちが手すきの和紙をつくりました。地元では昔、和紙づくりが盛んだったことから大川内中学校では授業の一環として毎年行っています。3年生がすいた紙は3月の卒業式で自分たちの卒業証書になります。
地元の人に指導を受けながら生徒たちは昔ながらの手順で丁寧に和紙を作っていました。
撮影は出水市のMBCふるさと特派員・吉海保さんでした。
1月1日午前零時。2015年のスタートとともに姶良市蒲生八幡神社の境内では、太鼓の初打ちが行われました。今年で29年目となるこのイベントは正月恒例となっており、地元で活動している「蒲生郷太鼓坊主」のメンバーらが盛大に太鼓を打ち鳴らして新しい年の幕開けを祝いました。
撮影は姶良市のふるさと特派員、村田俊毅さんでした。
受験の合格などにご利益があるとされる鹿児島市の梅ヶ渕観音に受験生とその家族らが初詣に訪れていました。大学入試センター試験が今月17日と18日に迫るなど本格的な受験シーズンを迎える中、参拝した受験生らは絵馬に志望校合格などの願いごとを書き、観音像に向かって静かに手を合わせていました。梅ヶ渕観音ではこれからしばらく合格祈願の人たちの参拝が続きそうです。
撮影は鹿児島市のMBCふるさと特派員、緒方義輝さんでした。
西之表市の野木平地区で大晦日の夜、伝統行事のトシドンがありました。128年前の明治時代に、トシドンで知られる甑島から移住してきた人たちが始めたといわれています。長い鼻や角をつけたトシドンは子どもたちを前に座らせて大きな声で年齢を聞いたり、きちんと生活しているか問いただします。歌を歌わせたり片足跳びなども命令する怖い顔のトシドンに子どもたちは必死に従っていました。
撮影は西之表市のMBCふるさと特派員、番山喜一郎さんでした。