種子島黒糖づくり
中種子町で障がい者の自立支援を行っている「共生工房猿蟹川」で、先月末から黒糖づくりが始まりました。この日は、島内で収穫されたサトウキビの汁およそ400リットルを窯を移し変えながら時間をかけて煮詰めていました。黒糖作りでは一般的に、あくを取りやすくするなどの目的で石灰を使ったりもしますが、猿蟹川では砂糖本来の味にこだわって石灰を使わずに製造しています。そのため、手間と時間がかかったものの、今年もおいしい黒糖ができたということです。黒糖作りは来年3月まで行われます。
撮影は種子島のふるさと特派員・番山喜一郎さんでした。